1923連続講座 Vol.2
①1/29 ②2/26 ③3/30
【1923記憶する行動】連続講座 植民地朝鮮ジェンダー史〜朝鮮人女性の植民地経験を中心に〜
🔳本講座を通した趣旨
皆さんは、植民地支配下の朝鮮人女性といったら、どんなことを思い浮かべるだろうか。まったく思い浮かばないか、朝鮮人「慰安婦」サバイバーぐらいかもしれない。もちろん、それだけではない。そのため今回は、日本による朝鮮植民地支配下で朝鮮人女性がどのような経験をしてきたのか、その前提として、日本の植民地政策は朝鮮人女性に何をもたらしたのか、あるいは朝鮮人女性はどのような構造のもとに置かれたのかという問いを立ててみたい。こうした問いに応えるために、日本帝国内の朝鮮人女性の位置(第1回)、植民地教育政策と朝鮮人女性(第2回)、植民地公娼制と日本軍「慰安婦」制度(第3回)にわけて、それぞれの展開と構造について、民族/性別の差異に着目しながら、当事者たちの証言もふまえて時期別にみていきたい。
🔳各回の日程と概要
第1回:1月29日(水)19時~ 完全オンライン(後から配信あり)
植民地朝鮮ジェンダー史1:日本帝国内の朝鮮人女性の位置
植民地期の朝鮮人女性たちは、日本帝国内の民族秩序/ジェンダー秩序のなかで、どこに位置づけられるのか。戸籍による支配を土台に、徴兵制、参政権、義務教育という3つの権益が時期別にどのように展開したのか、民族/性別の差異に着目して考察したい。
第2回:2月26日(水)19時~ 完全オンライン(後から配信あり)
植民地朝鮮ジェンダー史2:植民地教育政策と朝鮮人女性
植民地期の朝鮮人女性たちのほとんどは、文字を読むことができなかった。それは、学校等の教育機関に通うことができなかったからだ。では、なぜ就学できなかったのか。民族・階級・ジェンダーの3つの要因から、時期別に検討したい。
第3回:3月30日(日)14時~ ハイブリット(オンライン&会場・後から配信あり)
植民地朝鮮ジェンダー史3:植民地公娼制と日本軍「慰安婦」制度
朝鮮になかった公娼制を持ち込んだのは、朝鮮を侵略・植民地化した近代日本だった。その過程は、性を買う在朝日本人男性(軍人を含む)―性を買われる日本人女性/朝鮮人女性という性搾取の構図を生み出した。この構図は、日本軍「慰安婦」制度、さらに解放後韓国の性売買へと連なっていく。その展開と特徴を追っていきたい。
★第3回終了後は、会場で懇親会(個別の事情を考慮することはありますが、基本的には2000円から3000円)を用意しています。
★最終回・第3回の参加方法(オンラインor会場)を、確認フォームにてご回答お願いいたします。
※会場の詳細は、文末をご覧ください。
🔳講師へのご質問を事前に受け付けます
イベント中でも可能です。下記フォームにてお送りください。
※質疑応答:第1、2回への質問はその場で講師から回答せず、第3回にまとめて回答します。
・質問フォーム(3回共通)https://forms.gle/hDC91zhLRHYr5LwM7
◆参加方法と留意事項◆
・参加方法は、「会場&オンライン」または「オンラインのみ」です。
・「後から配信」は、お申込みされた全ての方が視聴いただけます。
・録画映像を若干編集などしますので、「後から配信」のお知らせに数日かかる場合があります。ご了承ください。
★下記の「確認・留意事項」を必ずご確認いただき、お申込み下さい。
<< 共通の確認・留意事項 >>
・お申込みはチケット1枚でお一人の参加・視聴となります。
・関係者以外の方の配信映像の無断撮影・録画・録音行為は禁止です。
・配信用URLや配布資料などの転送、SNSなどネット上への転載は禁止です。 ※発覚した際はイベントを中止する事があります。
<会場参加の確認・留意事項>
・お守りいただけない方、ならびに進行を妨げる方は、主催者側の判断によりご退場いただく場合がございます。
1)配信用URLと資料は、開始約30分前(第一締め切り後)にメールにてお送りします。
2)配信中に配信トラブル等やむを得ない事情でURL切り替え変更する場合があります。
その場合、変更URLはメールでお送りします。必ずメールを確認出来る状態でお願いします。
3)配信中に変更のお知らせメールを確認出来ない方は、必ず事前に主催者側にお知らせください。
🔳会場のご案内
東京大学 本郷キャンパス内 赤門総合研究棟 2階 A200教室
●交 通
・都営大江戸線 本郷三丁目駅 徒歩7分
・東京メトロ丸ノ内線 本郷三丁目駅 徒歩8分
・東京メトロ南北線 東大前駅 徒歩10分
※現在、赤門は通行不能となっています。
本郷三丁目駅からお越しの場合は、赤門に向かって右手にある門か、懐徳門、正門から大学構内にお入りください。
赤門総合研究棟の2階「 A200教室」です。
主催:1923関東朝鮮人大虐殺を記憶する行動
共催:東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター、インターセクショナルフェミニズム研究会
配信:TripodWise
<問い合わせ>