自己紹介

東京都, Japan
運営主体 一般社団法人東アジアピースアクション (1)東アジアでの真の和解と平和構築のための国際交流事業を行う。 (2)近現代の歴史的な事実に向き合い、加害と被害の双方の立場を乗り越え明るい未来を築いていく事を目的に若い世代を中心に活動をする。 寄付サイト:https://syncable.biz/associate/peaceaction

2019年9月15日日曜日

<1923関東朝鮮人大虐殺を記憶する行動> 宣言文

1923関東朝鮮人大虐殺を記憶する行動> 宣言文

 

4年後、2023年には関東大震災朝鮮人大虐殺100年になる

私たちは、人類史上、類をみない特大級の国家犯罪、民衆犯罪を、決して風化させてはいけないという強い思いから、犠牲者の恨を永遠に記憶するため、その後代である在日の若者を中心に今、行動する事が極めて重要だと言う結論に至り、今日を迎えた。

日本政府は、96年が過ぎた今も、虐殺の事実について、謝罪はおろか、認定もしていない。

1923年の帝国議会にて目下調査中と言ったきり、その調査結果の発表はない。

私たちの今後の行動は、植民地支配による加害と被害の歴史を清算し、日本と朝鮮半島の真の意味での友好関係を築くためのものであると確信している。

そのためにも、日本の良心的な市民たちとの連帯は欠かせないものであり、この行動が、我々が生まれ育った日本社会の寛容さや発展にも繋がると信じてやまない。

また、この行動は、朝鮮民族の自主、尊厳のための活動であり、平和、繁栄、統一へと向かうためのものであると確信している。

そのような思いから、私たちは以下のような行動を積極的に行っていく。

 

1.虐殺の事実をより知るため、年間を通じ学び記憶する行動を積極的に展開する。

 

2.虐殺犠牲者を追悼し、その事実を内外に広める行動を積極的に展開する。

 

3.日本の市民運動と連帯し、国際社会に訴える行動を積極的に展開する。

 

4.朝鮮半島の北と南の各機関、市民団体と連帯する行動を積極的に展開する。

 

5.虐殺事実を調査し、犠牲者の遺骨を遺族の元に奉還する行動を積極的に展開する。


2019.9.15

《1923関東朝鮮人大虐殺を記憶する行動》発足記念の集い 120名の方々にお越しいただきました。