自己紹介

東京都, Japan
運営主体 一般社団法人東アジアピースアクション (1)東アジアでの真の和解と平和構築のための国際交流事業を行う。 (2)近現代の歴史的な事実に向き合い、加害と被害の双方の立場を乗り越え明るい未来を築いていく事を目的に若い世代を中心に活動をする。 寄付サイト:https://syncable.biz/associate/peaceaction

2024年8月26日月曜日

【国際シンポジウム】9/15 「関東大震災大虐殺の解決にむけてールワンダ、パレスチナ、南京のジェノサイドから考える」

  1923記憶する行動・特別企画  
<国際シンポジウム>

☆ ハイブリッド開催(後から配信あり、日本語字幕)☆



2024年915日(10時30分スタート
(会場受付開始10時、終了予定15時)
於:東京大学大学院 情報学環・ダイワユビキタス学術研究館
  大和ハウス石橋信夫記念ホール3階(地図は文末)

お申込み https://nogenocide0915.peatix.com/


◆お申込み締切り◆
・第一締め切り:9月15日 10:00まで
 (開始30分前➡リアルタイムの視聴可能)
・第二締め切り:9月16日 15:00まで
 (イベント翌日➡「後から配信」の視聴)


🔳概 要
 ジェノサイドを繰り返してはならない。しかし、現在パレスチナ・ガザでは、ジェノサイドが継続している。なぜ繰り返してしまうのだろうか?2024年は、関東大震災大虐殺の解決にむけて、ルワンダ、南京、パレスチナのジェノサイドとどのように向き合っているのかを考える。
 1994年にアフリカのルワンダで起こった大虐殺から、30年。20世紀最大の悲劇の一つとして世界に記憶されているルワンダでは、ジェノサイドをどのように「解決」し続けているのだろうか?
 日本が加害として1937年南京で起こした南京大虐殺はどこまで明らかにされ、記憶され、何を持って「解決」なのだろうか?
 現在もなお、悲劇が続くパレスチナでは、いつ「解決」するのだろうか?
 1923年に日本の関東地方で起こった朝鮮人大虐殺の記憶を持ち続け、私たちは、全ての地域での「解決」を目指し、ジェノサイドを繰り返さない世界にしていく責任がある。


 シンポジウム  プログラム    

🔶挨 拶
田中東子(東京大学、カルチュラルスタデーズ学会)

🔶講演 ①
「ルワンダのジェノサイドは「解決」したのか?:ジェノサイド30周年に考える」
講師:鶴田綾(中京大学)

 ルワンダは、1994年のジェノサイド発生から今年で30周年をむかえた。ジェノサイド後の政権は、「民族」の区別を廃止して民族問題の「解決」をはかるとともに、ジェノサイドに関わった人々の裁判を実施して、正義の追及と和解の奨励を行ってきた。他方で、政権の強権的な姿勢や人権侵害に対する批判も存在している。本講演では、この30年間の研究成果やルワンダ国内外の状況などを解説しながら、ルワンダのジェノサイドの何が「解決」されて、何が「解決」されていないのかを検討したい。

🔶講演 ②
「ジョン・ラーベの日記からみた1937/1938年の南京と南京論争」
講師:トルステン・ヴェーバー(ドイツ日本研究所)

 ドイツの実業家ジョン・ラーベは1908年から1938年まで中国に滞在し、1931年以降は南京に住んでいた。1937年9月から1938年2月まで、ラーベは南京攻略と住民の苦しみを記録した日記をつけていた。1996年のラーベ日記の発見は、対中戦争における日本の行為と、日本がこの過去にどう対処してきたかについての議論が国際化するきっかけとなった。本講演では、南京大虐殺の意義と真相をめぐる議論における日記とその役割を紹介する。

🔶講演 ③
「ホロコーストとガザ・ジェノサイドはいかに断絶/継続しているのかーー植民地主義と人種主義の観点から問い直す」
講師:早尾貴紀(東京経済大学) 

 今回のイスラエルによるガザ・ジェノサイドについては、「なぜホロコーストの悲劇を経験したユダヤ人がこんな残虐なことができるのか」とよく問われる。だがそこにはある断絶と継続とがある。イスラエル建国を担ったシオニストがホロコースト犠牲者をむしろ蔑み、ホロコーストを行なったドイツをはじめ欧米各国がガザ・ジェノサイドを支持・支援するという奇妙さは何に由来するのか。植民地主義と人種主義の観点から、この問題を掘り下げる。

 講師プロフィール   

鶴田綾(中京大学)
千葉県出身。専門は、国際政治史およびアフリカ研究。ルワンダの民族対立の歴史やアフリカの脱植民地化と冷戦の関係、ヨーロッパの植民地責任などに関心がある。主な研究業績として『ジェノサイド再考:歴史のなかのルワンダ』(名古屋大学出版会、2018年)。





トルステン・ヴェーバー(ドイツ日本研究所)
1974年ドイツ生まれ。マインツ大学で歴史学を専攻し、上海復旦大学、同志社大学、慶応義塾大学に留学、ロンドン大学で修士、ハイデルベルグ大学で博士号を取得。現在、ドイツ日本研究所主任研究員。専門は、近現代東アジア史、特に日中関係史、東アジアの歴史認識問題などの研究活動を行う。




早尾貴紀(東京経済大学)
パレスチナ/イスラエル研究、ディアスポラ(移民・難民)研究。著書に『パレスチナ/イスラエル論』(有志舎)など、共訳書にイラン・パペ『パレスチナの民族浄化』(法大出版)、サラ・ロイ『ホロコーストからガザへ』(青土社)などがある。







🔶アーティスト紹介
梁聖晞(リャン・ソンヒ) ソヘグム(小奚琴)演奏家

<プロフィール>
 13才からソヘグムを始め、大阪朝鮮高級学校在学中に平壌国立音楽大学 通信学部を卒業。 2007年 金剛山歌劇団 入団し、2016年 平壌で開催された〈2.16芸術賞〉コンクールにて民族弦楽器部門 最高位受賞。 2017年には、 同コンクール受賞記念リサイタルを東京で開催、ソロアルバム〈私の愛する花〉をリリース。現在はフリーの演奏家として活動中。

*ソヘグム(小奚琴:民族楽器)
ソヘグム(小奚琴・소해금)は、朝鮮半島に伝わる擦弦楽器のヘグム(奚琴)を1960年代に朝鮮民主主義人民共和国で現代的に改良した弦楽器です。




 ◆参加方法と留意事項◆    
以下の「確認・留意事項」を必ずご確認いただき、お申込み下さい。

《 会場・オンライン 共通 》
・この企画はハイブリッド(会場参加・オンライン配信)開催です。
・すべての方が「後から配信」を視聴いただけます。
・チケット1枚で、お一人の参加・視聴です。
・関係者以外、配信映像の無断撮影・録画・録音は禁止。
・配信用URLと資料は、開始約30分前(第一締め切り後)にメールにてお送りします。
・配信用URLと資料は、転送、SNSなどネット上への転載を禁止します。
 ※発覚した場合、イベントを中止する事があります。

〈 オンライン参加の方へ 〉
・配信中、トラブル等やむを得ない事情によりURLを切り替え変更する場合があります。その場合、変更したURLはメールでお送りしますので、必ずメールを確認出来る状態でお願いします。
・配信中に変更のお知らせメールを確認出来ない方は、必ず事前に主催者までお知らせください。

〈 会場にお越しの皆さまへ 〉
主催者の諸処の判断をお守りいただけない方、ならびに進行を妨げる方は、
主催者側の判断によりご退場いただく場合がございます。


🔳会場ご案内
東京大学大学院情報学環 ダイワユビキタス学術研究館 3階
※連絡は主催者へ。会場に直接ご連絡はしないで下さい。

〈住所〉東京都文京区本郷7丁目3
〈交 通〉最寄り駅と所要時間:
・都営大江戸線 本郷三丁目駅 徒歩7分
・東京メトロ丸ノ内線 本郷三丁目駅 徒歩8分
・東京メトロ千代田線 湯島駅 徒歩20分
・東京メトロ南北線 東大前駅 徒歩10分

 (会場地図)

---------------------
<主 催>
1923関東朝鮮人大虐殺を記憶する行動
運営:一般社団法人東アジアピースアクション

<共 催>
カルチュラルスタディーズ学会研究企画委員会
田中東子研究室
ふぇみ・ゼミ&カフェ
インターセクショナルフェミニズム研究会

《問い合わせ・SNS》
1923関東朝鮮人大虐殺を記憶する行動
Eメール kantou1923@gmail.com
(FBページ再設 2023-11-11)
---------------------

【1923アクション】第4回は、9/1(日)17:30から!

  #1923アクション  スタンディング・デモ

action4 
9月1日(日)17:30

 Youtube / Instagram 
 ライブ配信(字幕付き)♬ 

YouTube: 
#1923アクション!actioon4(日本語字幕付き)



<グランドルール>


⭕️「#1923アクション」とは:
私たち、〈1923記憶する行動〉こと〈1923関東朝鮮人大虐殺を記憶する行動〉は、これまでたくさんの「学びの場」(講演会、学習会)、フィールドワークを企画・運営してきました。その参加者の多くから「アクションしたい!」とのお声をいただき、事務局全員一致で、2024年6月1日より毎月1日に スタンディング・デモ「#1923アクション」を開始することを決定しました。




#スタンディング・デモ
#1923アクション
#追悼文


-------------------------------------
<お問い合わせ>
主催:1923関東朝鮮人大虐殺を記憶する行動
運営:一般社団法人東アジアピースアクション
事務局 kantou1923@gmail.com

(※すぐに回答出来ない場合がございます。ご了承ください)
-------------------------------------

2024年8月24日土曜日

【報告】朝鮮半島と日本の近現代を感じる場 第5弾

 8/24《浮島丸殉難79周年追悼集会》とウトロ平和祈念館は、おかげさまで無事終えることができました。

 今後とも<1923記憶する行動>では、朝鮮半島と日本の近現代史をより深く感じていくための史跡探訪を企画していく予定です。

 
浮島丸殉難者追悼の碑の前で


浮島丸殉難者を追悼する会・品田茂会長の話


浮島丸殉難者を追悼する会・橋本栄治事務局長の説明


供花










2024年8月3日土曜日

【感じる場 第5弾】8/24 <浮島丸殉難79周年追悼集会>とウトロ平和祈念館

 1923記憶する行動  感じる場 第5弾 

 <浮島丸殉難79周年追悼集会>とウトロ平和祈念館

開催日: 2024年8 24 日(土)
開催地:  京都府舞鶴


  募集人数  27名 上限がございますのでお早めにご応募ください!

   申込締切  27名に達した時点で締切ります

   申込方法  専用フォーム https://forms.gle/w2T24E8rT4NcK2RT8
                  又はEメールにて kantou1923@gmail.com

担 当: 事務局 りゃん・でりゅん

2024年8月1日木曜日

【学びの場 No.40】田中正敬さん「関東大震災朝鮮人虐殺100年を振り返る ― 昨年の追悼式、国会質疑などを中心に」

★ ハイブリッド開催・字幕付き ★
お申込みされた全ての方が
「後から配信」をご覧いただけます

 1923学びの場 № 40 

関東大震災朝鮮人虐殺100年を振り返る 

昨年の追悼式、国会質疑などを中心に


2024年20日(火19:00スタート
(会場での受付 開始30分前)
会場:リアルふぇみゼミ&カフェ

(アクセス詳細は文末)




■概 要
 震災百年目の2023年6月から今年の4月にかけて、 国会で朝鮮人、中国人虐殺について質疑が行なわれました。 虐殺があったことを認めよという質問に対し、政府は一貫して「 記録が見当たらない」と答弁したことが、 たびたび報道でも取り上げられました。
 政府はなぜ、どのような論理で事実認定を避けているのか、 そのことを確認した上で、 今日の答弁に至る過程も振り返ってみたいと思います。 実は戦後の質疑は数多くあり、 答弁の中には一部の虐殺を認めるような発言も見られるのです。
 こうした経緯を振り返った上で、 現状をめぐる課題について考えてみたいと思います。


■お申込み https://tana820.peatix.com/view

■お申込み締切
・第一締め切り:2024年8月20日18時30分
(開始30分前→リアルタイムでご参加いただけます)
・第二締め切り:2024年8月21日21時00分 
(後から配信のみ、ご覧いただけます)



■講師へのご質問について
事前に質問を受け付けます。下記のフォームにてお送りください。
質問フォーム https://forms.gle/faqrh3SExRgvXB3e7


■講師プロフィール
田中正敬(たなかまさたか)さん
専修大学文学部教員。
研究テーマ: 朝鮮近現代史、日朝関係史
研究の近況: 現在は1920年代の植民地期朝鮮、日朝関係について、その時代に起こったさまざまな出来事について、そしてその出来事が後の時代にいかに伝えられたのか、運動史、生活史とのかかわりあいを念頭に置きつつ研究をしています。

【共編著】『地域に学ぶ関東大震災』(日本経済評論社 2012年)
【共編著】 『関東大震災と朝鮮人虐殺』(論創社 2016年)
「植民地期朝鮮の専売制と塩業」(『東洋文化研究』13号、2011年3月)
「東京における関東大震災時の朝鮮人虐殺と流言」(伊藤俊介、小川原宏幸、愼蒼宇編『「下から」歴史像を再考するー全体性構築のための東アジア近現代史』有志舎、2022年)


◆ご参加の皆様へ◆
・企画は「会場&オンライン」または「オンラインのみ」での開催です。
・「後から配信」は、お申込みされた全ての方が視聴いただけます。
・「後から配信」は、録画映像を若干編集するため、お知らせに数日かかる場合があります。ご了承ください。
・下記の「確認・留意事項」を必ずご確認いただき、お申込み下さい。

 ご参加のみなさまへ 
・参加方法は、「会場&オンライン」または「オンラインのみ」です。
・「後から配信」は、お申込みされた全ての方が視聴いただけます。
・「後から配信」は、録画映像を若干編集するため、お知らせに数日かかる場合があります。ご了承ください。

★下記の「確認・留意事項」を必ずご確認いただき、お申込み下さい。

<< 共通の確認・留意事項 >>
・お申込みはチケット1枚でお一人の参加・視聴となります。
・関係者以外の方の配信映像の無断撮影・録画・録音行為は禁止です。
・配信用URLや配布資料などの転送、SNSなどネット上への転載は禁止です。
 ※発覚した際はイベントを中止する事があります。

<会場参加の確認・留意事項>
・事前申し込み無く来場されてもご入場は出来ません。ご了承ください。
・お守りいただけない方、進行を妨げる方は、主催者側の判断によりご退場いただく場合がございます。
・講座終了後に懇親会を用意しています。(有料:3000円〜4000円程度)

<オンライン配信の確認・留意事項>
・当日配信用URLと資料は、当日の約30分前(第一締め切り後)に、メールにてお送りします。
・配信中に、配信トラブル等やむを得ない事情によりURLを切り替え変更する場合があります。その場合、変更したURLはメールでお送りしますので、必ずメールを確認出来る状態でお願いします。
・配信中に変更のお知らせメールを確認出来ない方は、必ず事前に主催者側にお知らせください。


❏ 会場のご案内
会場名:リアルふぇみゼミ&カフェ
東京都北区赤羽南2丁目4ー7 鷹匠ハイツ403
(一般社団法人ふぇみゼミ&カフェ内)

・開始後に入場する方はインターフォンを鳴らさず直接お入りください。
・会場の目の前に有料駐車場があります。
※お電話など、開催会場へのお問合せしないようお願い致します。

お問合せは、主催団体〈1923関東朝鮮人大虐殺を記憶する行動〉のメールアドレスの方にお問合せください。

<交通アクセス>
JR赤羽駅南口より、徒歩10分程度です。


-------------------------------------
<お問い合わせ>
主催:1923関東朝鮮人大虐殺を記憶する行動
運営:一般社団法人東アジアピースアクション
事務局 kantou1923@gmail.com

(※すぐに回答出来ない場合がございます。ご了承ください)
-------------------------------------