★ハイブリッド開催・後から配信(録画映像)有り★
1923記憶する行動・学びの場
「改竄(かいざん)される歴史と記憶」
-歴史否定の現場を取材して-
■2023年 4月30日(日)14:30開演
(会場の入場・受付開始は14:00からです)
◆お申込み締切り◆
・第一締め切り:2023年4月30日(日)14時00分
→この時間までのお申込みの方はリアルタイムでみることができます。
・第二締め切り:2023年5月1日(月)14時00分
→後から配信をご覧いただくことになります。
■概 要
「歴史否定」「歴史破壊」の潮流が勢いを増すなか、全国各地で歴史の書き換えが進行している。 侵略戦争の罪過を刻み、犠牲者を悼み、そしてアジアとの友好を誓うための記念碑などが、レイシスト集団などの行動をきっかけに撤去されているのだ。
東京都は、関東大震災時に虐殺の犠牲者となった朝鮮人の追悼式に、2017年から追悼文の送付を取りやめている。
小池百合子都知事は「関東大震災で亡くなったすべての方々に哀悼の意を表する」ことを「送付取りやめ」の理由としている、見当違いも甚だしい。「災害死」と「虐殺死」はまったく異なる文脈で語られるべきものだ。都知事の主張は、震災を生き延びたにもかかわらず、それでも「朝鮮人」であることを理由に殺された人々の存在を蔑ろにするものではないか。
群馬県高崎市では、県立公園内に設置された朝鮮人労働者の追悼碑が、いま、撤去の危機にある。公園を管理する県が「政治的」であることを理由に、碑の設置存続を認めなかったのだ。
ほかにも、各地で同様の事例が相次いでいる。
いずれも端緒となったのはレイシスト集団、保守系議員の示威行動や圧力であり、結果的に行政がそれらの言い分を認めるといった、まさに官民挙げての歴史破壊が進行しているのだ。
いったい、どのような経緯で犠牲者の記憶が勝手に塗り替えられようとしているのか、誰がその動きに関わっているのか、そして、その目的は何なのか。
全国各地での取材結果をもとに、「現場」の風景と、その醜悪な歴史破壊の内実を伝えたい。
そのうえで、みなさんと一緒に考えたい。
歴史が壊された後に、何が残るのか。どんな未来が待っているのか。そうした動きを止めるために、いま、なにをすべきなのか。
「殺戮」の風景を繰り返させないために。
安田浩一(ノンフィクションライター)
●講師プロフィール
安田浩一さん(ノンフィクションライター)
著書に『「右翼」の戦後史』(講談社現代新書)、『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』(光文社新書)、『ヘイトスピーチ』(文春新書)、『団地と移民』(KADOKAWA)、『沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか』(朝日新聞出版)、『外国人差別の現場』(朝日新聞出版、安田菜津紀氏との共著)など。
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(チラシ)
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◎会場のご案内
<会場>
文京区民センター2A会議室(住所:東京都文京区本郷4-15-14)
<交通>
◇三田線・大江戸線 春日駅A2出口から徒歩1分
◇南北線後楽園駅 6出口から徒歩6分
◇丸の内線 後楽園駅4b出口から徒歩6分
<お問い合わせ>
主催:1923関東朝鮮人大虐殺を記憶する行動
運営:一般社団法人東アジアピースアクション
事務局 kantou1923@gmail.com
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