講師:愼蒼宇さん(法政大学・社会学部教授)
2020.9.19(土) 19:00-21:00
*お申込みいただいた方には、期間限定のアーカイブ配信をいたします。
テーマ;「日本軍隊の朝鮮植民地支配経験と関東大震災-朝鮮人虐殺の歴史的背景」
詳細:「関東大震災時の朝鮮人虐殺は「天災」ではなく「人災」です。しかも、その「人災」は単なる一過性の出来事ではありません。植民地ですでに多くの朝鮮民衆虐殺を日本軍隊、憲兵、警察は経験し、虐殺を後方から支える社会も確実に形成されていたのです。学習会では、1894年の東学農民戦争以降の「朝鮮植民地戦争」を通じて、日本軍隊(将校・兵士)による朝鮮への迫害経験がどのように蓄積され、郷土新聞などを通じて蔑視と偏見、恐怖と憎悪がいかに蓄積されていったかをお話ししようと思います。」
〈参考論文〉愼 蒼宇「日本近代史の「不在」を問うー朝鮮植民地(征服/防衛)戦争からみた官民の「暴徒膺懲」経験」(『歴史学研究(増刊号)」No.989,2019年10月)。
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